家計の科学的方法

じゃ、どういうふうに使うことが上手なのか、これについては家計の科学的方法といった問題で、しばしば婦人雑誌などにも具体的に説かれています。ですから、私はいまここでそういうことをあらためてお話いたしません。ただ、こういうぱあいがあるようです。たとえば、あなたがいま、なにに使ってもいい三万円のお金を持っているとします。そしてあなたがたご夫婦が、かねがね電蓄を買いたいと思っていたとします。ところが、あなたがたはそれほど家財道具をたくさんお持ちでない、毎日のお茶腕も欠けたものを使っていらっしゃるlこういう状態のぱぁい、思いきって三万円の電蓄を買ってお座数のまん中に据えるべきでしょうか?私はそうじゃないと思います。三万円でひとつの電蓄を買うよりも、日常こまごました必要品や、ちょっとした装飾品をたくさん買ったほうがいいのです。品数の多いほうが、幸福感を増大させるのです。こういう心理は、成人も子供も変りないようです。子供のミャゲに高価なメロンひとつ買って帰るより、何やかやと買って帰るほうが喜ばれるのです。で、お金をいまお話したような調子で使うように、あなた自身も心がけ、ご主人をも指導してほしいのです。そういうケチ臭いのはイヤだ、とご主人はおっしゃるでしょうか。多分おっしゃるかもしれません。男というものは、がんらい、そういうふうに考えたがるものですから。そうしたぱあいには、ごいっしょに散歩に出たとき、そういうものをごいっしょに買って帰るように努めることです。そして小さなちょっとした新しい買物に、あなたが朝夕よろこびを示すことです。出会いはたくさんあるので、相性が合う人がきっと見つかります。
出典元:
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結婚の幸福は収入の大小ではなく使い方

だいいち、一定額を五千円にするか、三千円にするかによって、使うことのできる金額もそれだけちがってきます。あるいはまた「今月はまあやめようじゃないか」と夫がいえば、「いいえ、そんなことじゃ貯金なんかできはしないわ」と、あなたはいいたくなるでしょうし、けつきよく、ひともんちゃくおきることにもなりましょう。夫婦のあいだで、金にたいする考え方を、したがってまた貯金のしかた、使いかたを一致させるということは、結婚生活の幸福をもたらすひとつの大きな秘訣です。ところで、幸福な家庭生活をつくるためにいちばん必要なお金についての考え方lそれはこういうことです。「結婚の幸福は、収入の多寡ということよりも、収入の使い方にいっそう多くかかっている」ということです。これはほとんどすべての学者たちが、今日、統計によってたしかめているところです。もし収入の多いほうが結婚をいっそう幸福にさせるものだとすれば、この世でいちばん仕合せな夫婦は、千万長者の夫婦であり、いちばん不幸な夫婦は、一文なしの夫婦ということになりましょう。けれども、こんなことを、あなたがたにしたって、まさか承認なさるまいと思います。じっさい、この世には、そんなに多くもない収入で、たいへん仕合せに暮している、こじんまりした夫婦が少なくありません。反対に金持夫婦が仕合せでないことは、よくその実例が新聞の三面記事に出てくるじゃありませんか。そこで、結婚の幸福は、収入の多いということよりも、使い方が上手だということにかかっているlこの原則をあなたのご主人にも、心から認めさせることが必要だと思います。趣味などが合うパートナー探しなら探しましょう。



参考:
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家庭の幸福

私は、何だかひどく理屈っぽいことばかり申しあげたような気がし玄す。しかし、ほんとうのことをいえば、妻というものについての従来の観念を、夫も妻自身も、根本から変えるのでなければ、夫の交際と家庭の幸福ということとを、妻の手で積極的にむすびつけることはできないと私は思います。夫の友だちには無条件に愛想よく振舞え、夫の交際には無条件な自由を与えよ、Iこうした考え方は、それこそ封建的だと思うのです。けれども、この点で、いまなお、日本の過半の夫たち、妻たちは、こうした封建性を抜けきっていないように思われます。そして、このような封建的な考え方を、あなたがもち、あなたのご主人ももっているかぎり、あなたの手で夫の交際を、家庭の幸福に役立たせるように、いくらかでも仕向けることは、とうていできないことだと思います。社交の上での夫と妻との同権を、夫と妻とが率直に認め合うこと、これが問題の急所だと思うのです。夫婦のあいだで、お金に対する考えかたがまるっきりちがっているとしたら、これはたいへん不仕合せなことです。たとえば、夫はまず使って、残ったら貯金しようと考えているのに、妻であるあなたのほうは、まず一定額を貯金しておいてから、残りを使いたいと考えているとしたら、これはとうていうまくゆきますまい。ここを読んで理解したら素敵なパートナーを探しましょう。こまごましたものの中には、もちろん不必要なものを含めてください。たとえばアキピソに花をさして、花瓶代だけ貯金するよりも、花瓶をひとつ奮発したほうが、どれだけ家庭は幸福になるかもしれません。花瓶が千円したとしたって、三年ももてば一月いくらになりましょう。


出典:
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夫婦の役割

つまり、夫は外にでて、いろいろ交際するもの、妻は家の中にひっ込んでいて、あまり交際しないもの、というふうに昔から考えられているのです。けれどもこれからの新しい夫婦は、こんなことではいけないのではないでしょうか。ラジオができてから、家庭生活の中へ、どんどん遠慮会釈もなしに、生きた社会が入りこんできています。家庭というカラは今日外側からこわされてゆきつつあります。家庭はもはや世間から閉じ込められた小さな城ではなくなってきています。妻はいやおうなしに、世間のなかへ引きずりだされてきます。妻も社会と交際しなければならず、また交際するのがほんとうなのです。私はよくこんなことを考えます。私なら私という夫は、私の個性にしたがって友人たちと交際します、ところが、妻というものは、奥さんという肩書きで、夫の友人や世間とごくひととおり交際します。いいかえれば、妻という女性は、いつも、『妻』という立場、役割でしか考えられず、妻自身もそういうふうに自分のことを思いこんでしまいます。それで甘んじています。けれども、どんな妻にしたって本来、個性をもち、それぞれの才能をもっています。しかも、こういう妻の個性や才能は、世間との交際のぱあい、あるいはまた夫の友人たちと妻が接するぱあい、なるたけ表現しないのが、いままではいいことだとされてきていました。コミュニケーションは大切です。、出会った結婚相手であってもコミュニケーションが出来ていないと幸せな時間は長くは続きません。

出典:
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夫婦の交際費

ところで、夫のお友だちをあなたのお友だちにもする、あなたが夫の交際のなかへ積極的に入りこんでゆく、lそのためにはどうしたらいいのでしょうか?あなたがただ、世間ぱなししかおできにならない凡鮒な奥さまであるかぎり、これはちょっとむずかしいかと思います。夫の交際を、あなたの手で、ふたりの家庭の幸福にプラスになるように指導するためには、あなたじしん、夫の仕事、夫の興味、夫と友だちとの間に好んでとりかわされる話題について知っていなければダメです。つまり、あなた自身もつと勉強しなければいけないのです。あなたが、貧弱な会話の材料しかお持ちにならず、男同志のウィットについても、まるで無感覚でいながら、しかも、それでいて、夫の交際のなかへ入りこんでゆこうとなさったところで、それは無理というものです。あなたはいままで、夫の世界と自分の世界とを別々のものだというふうに、あたまからおきめになっていらっしゃらなかったでしょうか?いったい、交際という言葉は、たいへん奇妙なあいまいな言葉です。「若い男女の交際の仕方」というぱあいと、「どうも交際上やむを得ないのでね」と、毎晩酒気を含んで夫が帰宅するぱあいとでは、交際という言葉の意味も少なからずちがっております。じっさい、仕事と、仕事以外の交際ということをゴッチャにし、ケジメをつけないことが日本では普通になっております。あるいはまた普通、奥様がたの家計簿を見ると、夫の交際費(こずかい)は含まれていますが、妻の交際讃という項目はあまり見かけません。出会いはたくさんあるので、相性が合う人がきっと見つかります。
参考:出会い アプリ

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