結婚の幸福は収入の大小ではなく使い方

だいいち、一定額を五千円にするか、三千円にするかによって、使うことのできる金額もそれだけちがってきます。あるいはまた「今月はまあやめようじゃないか」と夫がいえば、「いいえ、そんなことじゃ貯金なんかできはしないわ」と、あなたはいいたくなるでしょうし、けつきよく、ひともんちゃくおきることにもなりましょう。夫婦のあいだで、金にたいする考え方を、したがってまた貯金のしかた、使いかたを一致させるということは、結婚生活の幸福をもたらすひとつの大きな秘訣です。ところで、幸福な家庭生活をつくるためにいちばん必要なお金についての考え方lそれはこういうことです。「結婚の幸福は、収入の多寡ということよりも、収入の使い方にいっそう多くかかっている」ということです。これはほとんどすべての学者たちが、今日、統計によってたしかめているところです。もし収入の多いほうが結婚をいっそう幸福にさせるものだとすれば、この世でいちばん仕合せな夫婦は、千万長者の夫婦であり、いちばん不幸な夫婦は、一文なしの夫婦ということになりましょう。けれども、こんなことを、あなたがたにしたって、まさか承認なさるまいと思います。じっさい、この世には、そんなに多くもない収入で、たいへん仕合せに暮している、こじんまりした夫婦が少なくありません。反対に金持夫婦が仕合せでないことは、よくその実例が新聞の三面記事に出てくるじゃありませんか。そこで、結婚の幸福は、収入の多いということよりも、使い方が上手だということにかかっているlこの原則をあなたのご主人にも、心から認めさせることが必要だと思います。趣味などが合うパートナー探しなら探しましょう。



参考:
DK179_L